針穴写真研修会レポート


日本針穴写真協会 東京支部

 4月23日(土)に吉祥寺北コミュニティセンターで「ピンホールのあけ方について」の研修会が行われました。参加者(23名)は東京都内の方が多かったのですが、中には大洋村(茨城)、飯岡(千葉)、横浜(神奈川)等から2〜3時間かけて来られた方もいらっしゃいました。

 簡単なピンホールについての説明に続き、皆さんに実習を行っていただきました。ピンホールのあけ方には様々な方法がございますが、今回は、針と紙やすりを使って約0.3mmのピンホールを開けていただくことにいたしました。

 まず、アルミホイルを使用しての練習をしていただき、慣れてきたところで0.01mm厚の銅箔に挑戦していただきました。直径0.3mmのピンホールは、肉眼ではその形をしっかり捉えることはできません。丸く見えていてもルーペ等を使って拡大してみると、バリやゆがみが生じている場合が多くしっかり確認しながらの作業となりました。

 初めはむずかしそうに作業をしていた方も、30分後にはご自身の開けたピンホールに満足感と自信の表情が伺えるようになり、1時間後には皆さん笑顔で実習を終了することができました。スタッフもやっと笑顔になることができました。

東京支部長も挑戦 皆さん真剣そのものです

ピンホールを確認 こちらも確認

潟Gー・パワーさんには、会場でポラロイド80、Zero Image社のピンホールカメラの展示・ご紹介をしていただきました。 大学で講師をされている倉石会員には素晴らしい自作ピンホールシャッターユニットをご紹介していただきました。


針穴写真研修会を終え、皆さん笑顔で記念撮影

皆さん、お疲れ様でした。