ワークショップレポート

空き缶カメラ作製と現像


日本針穴写真協会 東京支部

 9月3日(土)・4(日)の2日間を使って、江東区文化センターにおいて「空き缶カメラの作製と現像」のワークショップを行いました。参加者は15名、スタッフ8名。

今回のワークショップでは、夏の疲れから体調を崩されたり、怪我をされたり、急なお仕事が入ってしまったりで参加できなくなった方が数名でてしまいました。次回の参加をお待ちしております。


1日目は「空き缶カメラの作製」を行いました。

今回のワークショップでは、空き缶を持参していただきピンホールカメラを作製しました。

円筒形の缶、楕円缶、お菓子の入っていたきれいな缶など、各自取って置きの缶を持って参加していただけました。

作業時間は、午後の4時間でしたが、複数個の空き缶カメラを作られていた方も結構いらっしゃいました。


2日目は「撮影と現像」を行いました。

午前中は完成したカメラがちゃんと撮影できるかテスト撮影を行うと共に、現像の実習を行っていただきました。昼休み返上で作業に没頭する方もあり、午後の撮影会に望むことができました。

午後から、近くの親水公園で撮影とダークバッグを使って屋外での印画紙交換の体験もしていただきました。

撮影から戻り、ネガ現像に続き、反転作業(ポジ現像)の実習を行いました。

皆さん素晴らしい作品を完成することができました。


スタッフより

前回の「簡単なピンホールカメラの作製」に参加された方もあり、現像作業もスムースに行うことができ、皆様のご協力に感謝しております。

また、空き缶を使用したことで、カメラの内面反射により、画像に塗装跡の模様が出てしまった方は、内面を再度つや消し黒の塗装をしていただくか、起毛布(ニューハイミロン)や紙等を貼っていただくことにより改善できますのでお試しください。大変ご迷惑をお掛けしました。



1日目 空き缶カメラの作製


田所副会長のレクチャー

持参されたいろいろな缶

電気ドリルを使って、穴あけ作業

作業は順調に進んでいますか?

作製したピンホールをチェック


出来た「空き缶カメラ」を持って記念撮影



2日目 撮影と暗室作業


素敵な作品が撮れました!

問題箇所を個別に対応 お手製 露出計

撮影は順調ですか?

暗室作業 只今、水洗中


2日間のワークショップを終え、空き缶カメラと作品を持って記念撮影


皆さん、大変お疲れ様でした。