ワークショップレポート

4×5inchシートフィルムの撮影と現像(皿現像)


日本針穴写真協会 東京支部

 9月18日(日)、江東区文化センターにおいて「4×5inchシートフィルムの撮影と現像(皿現像)」のワークショップを行いました。参加者は20名、スタッフ8名。




午前中は、シートフィルムの撮影と現像の仕方の説明と実習を行いました。

シートフィルムの扱い方について、箱の中にどのように入れられているか。フィルムの裏表識別の仕方や現像の仕方についての説明を行いました。

シートフィルムの関連として、4×5inchホルダー、8×10inchホルダーや手作りピンホールカメラ(4×5inch用、8×10inch用)、市販ピンホールカメラ(4×5inch用)、またシートフィルム現像タンク(コンビプラン)の紹介、作例の展示なども併せて行いました。

4×5inch用ピンホールカメラにフィルムを装填後、施設周辺でテスト撮影をしていただき、シートフィルム現像の実習を行いました。


午後からは、撮影とフィルム現像・印画紙現像を行いました。

施設近くの親水公園で撮影とダークバッグを使用してのフィルム交換の実習を行いました。

撮影した2〜3枚のフィルムの現像を行ったあと、密着プリントの作製の実習を行いました。



スタッフより

ワークショップの基本姿勢として、説明後、出来るだけ参加された方にやっていただき、スタッフはあまり手を出さないこととしています。1〜10まで指示をしながらの実習で上手く出来るより、説明を思い出し、考えながらの実習の方が、たとえ結果的に失敗することがあっても、実習の成果は上がるものと思っております。

皆さまの積極的な姿勢で、本日の実習もスムーズに終了できたことを感謝いたします。



ワークショップの様子

協会より挨拶(前田東京支部長) 実習の説明(皆さん真剣です)


施設近くの親水公園で撮影の実習

快晴で日差しは強かったものの、湿度が低いせいか木陰は快適でした


フィルム現像の実習

暗室に5人分の現像セット 大きな流しで水洗

水洗状態をチェック フィルム乾燥中
田所副会長も一緒にネガチェック!!




実習を終え、作品を手に記念撮影



皆さん、1日ご苦労様でした。