ワークショップレポート


木製ブローニー(67)ピンホールカメラの作製と撮影会


日本針穴写真協会 東京支部

 11月19日(土)・20(日)を使い、江東区文化センターにおいて「木製ブローニー(67)ピンホールカメラの作製と撮影会」のワークショップを行いました。今回のワークショップは6月25日に続き2回目のブローニーフィルム使用のピンホールカメラ(67)となります。兵庫県、長野県からの参加者や都合で参加できないので材料だけでも分けてもらえないかとの問い合わせもあり、ブローニー判(67)の人気の高さを感じさせられました。参加者は18名、スタッフ6名。

1日目は「木製ブローニー(67)ピンホールカメラの作製」を行いました。

 簡単に全体的な説明を30分程行ってから、テキストに従いカメラ作製に入りました。カメラの外箱の作製から休むことなく内部ユニットの作製に入るころには12:00となり昼食のための休憩となりました。午後、内部ユニットの作製にかなり時間を費やし、ほとんどの方が休憩も取ることなく作業が続けられましたが、予定の17:00には完成には至らなかったため、都合のつく方は2日目の10:00〜12:00も時間を取り、カメラの完成を目指すこととして1日目を終了いたしました。


2日目は「撮影と懇談会」を予定していましたが、午前中は「カメラ作製」となりました。

 早い方は、9:00過ぎにみえられ、昨日の作業の続きを行いました。午前中にピンホールの作製までは終わらない方が多かったので、予定をずらして、午後からピンホールの作製を行い、カメラが完成した方から近隣の親水公園へ向かい、テスト撮影をしていただくこととなりました。16:00にはすべての方がカメラの作製・テスト撮影を行うことができました。また、テスト撮影をしている間も、それぞれ情報交換やカメラの出来、撮影のむずかしさなど話が尽きることはありませんでした。


スタッフより

 ワークショップのカメラ作製の中では、非常に難しい部類に入るものでしたが、ひとつひとつ丁寧に作業を行い、参加者すべての方がカメラを完成できたことには、驚きと感激を参加者と共に共有できた思いがいたします。むずかしい作製だけに完成したときの喜びもひとしおと言うことだと思いますが、完成されたときの皆様の笑顔がとてもすがすがしく印象に残りました。


ワークショップのスナップ

1日目は「木製ブローニー(67)ピンホールカメラの作製」


完成まではいかなくても、カメラの形はできました。一安心です!



2日目は「カメラ作製、撮影と懇談会」


カメラも完成し、親水公園でテスト撮影です。


今日の撮影結果が楽しみです!  皆さん、大変ご苦労様でした。