日本針穴写真協会 2011年1月23日(日)例会ご報告


日    時: 2011年1月23日(日) 14:00〜18:30 (新年会 16:00〜18:30)
場    所: 神楽坂トワイシア ヒルサイドレジデンス パーティルーム
出 席 者: 14名(会員6名 理事7名 ゲスト1名) 田所 遠藤 Xiao Shan 田中 中崎 中島 水口

例会に先立ち恒例の理事会が招集されたこともあり、今回の例会には理事も多数参加しました。また、16時からは協会として初めての新年会を開催し、ささやかながらも終始和やかな雰囲気の中で長時間にわたり親交を深めることができました。
 
この中で、Aさんはフレアが特徴的な自身で焼いたモノクロのバライタプリントを、Nさんは発色の非常によい落ち葉などの風景や静物のカラープリントを見せてくださったほか、TTさんからは今回もゾーンプレートによる新作を見せていただきました。また、Sさんは針穴写真ではありませんが、ポートレートギャラリーで開催する(3月24日〜30日)展覧会「昭和30年代 こどもの情景」のご案内があり、すでに出版された同名のモノクロの写真集を皆で拝見しました。モノクロといえば、理事のTさんもモノクロ普及委員会東京支部展(1月24日〜2月5日)への出展のご案内がありました。
 
前回の例会のご報告でも触れましたが、理事のNさんに針穴写真の指導を依頼された横浜の小学校のW先生が、生徒さん達の撮影した成果(紙ネガ)を持って、例会・新年会に特別ゲストとして参加してくださいました。またビデオを片手に、この会のすべての参加者に対してそれぞれの「針穴写真との出合い」や「針穴写真の魅力」を取材され、生徒さん達へのメッセージとして記録していかれました。
 
取材された私たちが改めて語った「針穴事始め」。思い出せばそれは、W先生のお話から伝わってきた生徒さん達の針穴写真に対する熱意と同じだということに気づいて、私たちにとっても針穴写真の魅力を再確認する大変良い機会となりました。なお、2月に学校で生徒さん達による針穴写真を開催する予定だそうです。
 
今年度の初めから3カ月に一度のペースで開催してきた例会ですが、来年度も引き続き同じ場所で同様に開催を予定しています。自作のカメラや作品のプリントを持ち寄って意見交換をしたり、針穴写真に関する疑問や質問などを気軽にしたりできる場にしたいと思っています。座席の余裕はまだありますので、皆さまのご参加をお待ちしています。(田所)
 
新 年 会