ワークショップ講座内容






















【針穴写真の基礎】
針穴写真初心者を対象にした講座です。針穴写真の基礎知識をわかりやすく解説したあと、協会が用意したキャビネサイズ印画紙用のピンホールカメラを使って撮影、現像の体験をしていただきます。

キャビネサイズ印画紙用のピンホールカメラ 印画紙による作品






















【紙箱ピンホールカメラ(印画紙)】


初めてピンホールカメラを作製する方向けの講座です。紙箱でピンホールカメラを作製し、印画紙(大キャビネ判)を使っての撮影・現像を通して針穴写真の原理を理解すると共に、針穴写真の楽しさを体験していただきます。






















【缶カメラの作製と現像】


指定された大きさの缶をお持ちいただきそれを使ってピンホールカメラを作製いたします。4×5inchシートフィルムを使用してテスト撮影、現像もしていただきます。





















印画紙(六切)撮影と現像


六切サイズの印画紙を使って撮影・現像を行います。六切印画紙用ピンホールカメラは協会で用意いたします。





















シートフィルム撮影・ネガ現像


大型カメラ用の4×5inchのシートフィルムを使って撮影・現像を行います。シートフィルムで撮影してみたいけど使い方が良くわからないという方は是非受講してみてください。4×5inchのシートフィルム用のピンホールカメラは協会で用意いたします。





















木製45カメラ(シートフィルム)の作製


4×5inchのシートフィルム用フォルダが装着できる木製のピンホールカメラを作製いたしまします。時間があれば、テスト撮影・現像も行っていただきます。






















【サイアノタイププリント体験】
サイアノタイププリント自体はピンホール写真とは直接関係ありませんが、ピンホール写真の表現方法の1つとしてその一連の作業を習得していただく講座です。
サイアノタイプは古典的写真技法の一つで、図面複写技法の「青写真」、「青焼き」としても知られています。鉄塩の化学反応を利用して、非常に美しい群青色を基調としたトーンの写真が得られます。

用意するもの

サイアノタイプのプリントは、紙に感光材料を塗り、フィルム(ネガ)を密着させて露光します。

紙について
こちらで画用紙を用意いたしますが、様々な紙で行うことができますので、お好みの紙があればご持参ください。

フィルム(ネガ)について
密着させて露光しますので、作品はフィルムと同じ大きさになります。適当な大きさは4×5inchからハガキ大のものが良いと思います。モノクロの4×5inchのフィルムまたはフィルムをスキャンして、OHPシートに打ち出したものをお持ちいただけば作品に仕上げられます。ご持参できない方は、当日4×5inchフィルムを撮影できるピンホールカメラをご用意いたしますので、撮影・現像を行ってください。























【100ft缶多重撮影ピンホールカメラ 】
工作がちょっと得意という方向けかもしれません。ブレンダーと同じ原理で複数の画像を重ねて写しこむことができるピンホールカメラです。35mmフィルムの100ft缶を使って作製いたします。
作例
カメラ内部 100ft缶多重撮影ピンホールカメラ
 




















 
【なかよし付録ピンホールカメラ改造多重撮影ピンホールカメラ】 

注意:なかよしの付録のピンホールカメラを持参できる方を受講者対象といたします。

小学生高学年向けの「なかよし 2014年9月号」に付録としてついているピンホールカメラを改造して、【100ft缶多重撮影ピンホールカメラ 】と同様に撮影できるピンホールカメラ(35mmフィルム使用)にします。

「なかよし 2014年9月号 付録のピンホールカメラをお持ちでない方は、インターネット「amazon」で「なかよし 2014年9月号」で検索をすれば、中古品のものを購入できると思います。ただし、中古品には、付録の付いているものと付いていないものがありますので、良くご確認の上ご購入ください。

作例
  なかよし 2014年9月号
 なかよし付録ピンホールカメラ改造多重撮影ピンホールカメラ(35mmフィルム使用)
 
カメラ外観 カメラ内部






















【ホルガ改造ピンホールカメラの作製】
この講座はレンズ付きのジャンクホルガ(ブローニーフィルム使用)を改造してピンホールカメラにします。改造の仕方や原理を理解できますので、他のカメラの改造にも役立つ知識を得られると思います。また、当日テスト撮影時(通常の撮影ではブローニーフィルム使用)に印画紙を装填して、光線モレの有無の確認を行いますので、暗室にて印画紙現像の基本も学ぶことが出来ます。参加費にはジャンクホルガも含まれています。
     
ホルガ改造ピンホールカメラ66    
 
   
ホルガ改造ピンホールカメラ68    
   

シャッター部分は従来のものと変わりませんが、フィルムサイズを「68(56×76mm)」に拡張するために内部の改造を行います。ホルガ改造ピンホールカメラ66の作製より1時間程度改時間がかかります。
68サイズに改造することにより、通常の写真サイズ(六切、四切、半切、全紙など)である長方形のサイズに近くなるためフィルム情報(画像)の無駄なく焼き付けできるようになります。
  






















【ブローニーフィルム撮影と現像】
ブローニーフィルム(モノクロ:こちらで用意いたします)を使って撮影を行い、フィルム現像を行います。ここでは、主にフィルム現像についての説明と実習を行います。























【その他の工作】
基本的にはご自身の工作をスタッフがお手伝いするというものです。

工作が苦手な方、改造の相談、ドリル等の道具がない方、改造を途中であきらめてしまった方、作りたいカメラがあるがどのようにして作製したらよいか迷っている方、工芸室にある道具を使用してスタッフのアドバイスを受けながら工作をすることができます。


















【紙箱簡易45カメラ】
4×5inchシートフィルムのパッケージ(紙箱)を利用して誰でも簡単に作れる4×5inchフィルムが撮影できるピンホールカメラです。

焦点距離35mmで130°(対角線)の超広角ピンホールカメラで、4×5inchシートフィルムでの撮影を体験してみたいと思われる方にはちょうど良いカメラです。作製は2時間程度で完成しますので、モノクロフィルムを使用してテスト撮影・現像まで行います。
 
 





















 
【ホルガ改造ピンホールカメラ(3D)】 

HOLGA改造
中国製のトイカメラ「HOLGA]を改造してピンホールカメラにします。シャターユニット、赤窓処理、三脚穴の改造をします。それぞれの部材は3Dプリンタで作製したものを使用しますので、改造に関する工作は非常に簡単です。

ピンホール作製
銅箔を使用してピンホールを作製します。練習も含め30分程度で作製できます。

テスト撮影&現像
光線漏れがないかなどテスト撮影(印画紙使用)をします。撮影したものを暗室で現像しますので、現像体験ができます。

参加費にはジャンクホルガも含まれています。



























 
【HOLGAリメイク】 

当協会のワークショップで作製したホルガ改造ピンホールカメラのリメイクです。シャッター部分、赤窓処理、三脚穴を3Dプリンタで作製した部材に交換します。

以前に作製したホルガ改造ピンホールカメラをお持ちいただいて、それをリメイクします。

ピンホールの作製
新たにピンホールを作製します。

テスト撮影&現像
光線漏れがないかなどテスト撮影(印画紙使用)をします。撮影したものを暗室で現像します。

参加費にはジャンクホルガは含まれていません。





















 
【HOLGAリメイクキット(郵送) 会員限定】 

ホルガ改造ピンホールカメラのリメイクキットです。このキットは会員限定となっております。

ワークショップ会場に来られない方のための郵送品です。ご自宅でリメイクしてください。

テキストもついていますが、テキストだけでは不明な点もあるかと思いますので、オンラインワークショップの画像を見ながら作業をしていただくと良いと思います。

参加費にはジャンクホルガは含まれていません。
 




























【35mmピンホールカメラ(3D)】 
    カメラの概要
カメラ本体寸法:100×70×30mm(突起部除く)
使用フィルム:35mm、焦点距離:12mm、
ピンホール径:0.12mm、F値:100、画角(対角)120°


 カメラの組立(所要時間:約60分)
カメラ本体は、3Dプリンタで作製した部品を組み立てます。プラモデルのような感じで誰でも簡単に作製することが出来ます。

ピンホールの作製(所要時間:約30分)
厚さ0.01mmの銅箔に直径0.12mmのピンホールを開けます。少し難しいですが、頑張って作製しましょう。

撮影・現像(午後)
光線漏れがないか確認のため、フィルムの代わりに印画紙を入れて撮影・現像を行います(プチ現像体験)。