ピンホールによる天体観測
 
『ガリレオ望遠鏡観測400周年』 世界天文年2009特設コーナー
 
 世界天文年2009日本委員会後援
 
 日本針穴写真協会では、『ガリレオ望遠鏡観測400周年』を記念して、望遠鏡発明以前の偉大な先人たちの天体観測におけるたゆまぬ努力に敬意を表し、太陽黒点及び日食の写真をピンホールカメラにより撮影することに挑戦いたします。また、2009年8月19日(水)〜23日(日)に行われる会員展『針穴写真展2009』に特設コーナーを設置し、多くの方に天体観測におけるピンホールの利用について紹介いたします。
 ガリレオは望遠鏡を用いさまざまな天体の観測を行い偉大な業績を残しました。しかし、望遠鏡発明以前にも多くの天文学者により日食や太陽黒点の観測がピンホールを使って行われていました。また、ピンホールは望遠鏡発明以前だけではなく、最先端のX線望遠鏡にも欠かすことができないものとして利用されています。
 
【特設コーナー展示内容】 
 <機材展示>
  1.太陽黒点撮影用ピンホールカメラ 『Sunspot 4000』
  2.日食撮影用ピンホールカメラ
  3.ガリレオの望遠鏡(模型)
 
 <解説パネル展示> 
  1.望遠鏡発明以前のピンホールによる日食等の観測
  2.X線望遠鏡の紹介
 
 <写真展示> 
  1.Sunspot 4000 で撮影した太陽黒点写真(1999.12.21)
  2.Sunspot 4000 で撮影した部分日食写真(2009.7.22撮影予定)
  3.Sunspot 4000 で撮影した太陽黒点写真(2009.7.22撮影予定)
  4.ピンホールカメラで撮影した天体に関係する写真